知恵の会

平成社会の事象探求

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資料番号	発表題目	発表者氏名	概　　　　　　　　　　要
◆第９９回「知恵の会」例会◆ 「うつわ・器」発表内容一覧表大宮学舎第１０１号室（参会者２５名）
99-01	うつは（器）	石田天佑	「うつは」は「うつろ・うつぼ・うつら」物の体内・空洞。「移る」過・骨・禍・滑も穴の意味。
99-02	上代・中古の「うつはもの」	原内信光	「つはもの」兵器は①うつはもの（器物）、②鍔物、③兵士。「つば」唾と鍔との関係。
99-03	「うつわ」と「器」	中洌正堯	辞書的意味「入れ物・道具・体の臓器」生活的意味。文芸的意味、松本清張「砂の器」。高橋和巳「悲の器」。
99-04	「うつわ」と「き」	糸井通浩	「うつわ」もの。楽器。中国の「器」と「機械・器械」の違い。日本語の発想「器量」「器用」。
99-05	器・き・うつわ	丸尾英之	陶器・茶器・食。
99-06	仏典に於ける器の使用について	龍口明生	漢訳仏教文献「器」。器世間。1000×1000×1000=10億の世界。須弥山。盗みの対象「器」の定義。金銀製容器の取り扱い。器量（理解能力）。法器。
99-07	瓢箪の歌	高橋喜一	閑吟集。紙鳶（いかのぼり）。狂言「鉢叩き」の囃子詞
99-08	椀の舟と箸の櫂	山嵜泰正	一寸法師の歌・小男草子・御伽草子の一寸法師。五条天神の祭神・スクナヒコナ（疫病神か）粟粒。
99-09	酒器考	清水　弘	酒造。かわらけ・酒杯・「佐加豆岐」。盃・横手・猪口・組杯・太白・馬上杯・玉杯。瓶子。「ひさげ、ちろり」
99-10	白い器	石原滝子	土器・陶器・火扁に石・磁器。白磁の歴史・朝鮮征伐と「陶工」捕虜。各地の陶磁器発生。
99-11	清水焼・清水六兵衛と古曽部焼・五十嵐新平	中西久幸	清水六兵衛の出身地・摂津島上郡五百住（よすみ）村。清水焼。五十嵐（いがらし）新平。「五十・五百」の読み方。
99-12	瀬戸物と唐津物	小寺慶昭	「瀬戸物」と「唐津物」。瀬戸物は信長の楽市楽座の頃か。方言分類「セトモノ」東北・近畿など。「カラツモノ」日本海側。「ヤキモノ」全九州。丹後峰山は「カラツモノ」と呼ぶ。狛犬寄贈は文政頃盛ん。
99-13	器としての人	蔵本　勇	師弟関係。茶道・画壇。宗教の悟達と天の啓示の差。
99-14	器をめぐる十の空話	斎藤幸雄	縄文土器と岡本太郎。書記の桜花びら。椎の葉の歌。白瑠璃椀。禅智内供「かなまり」。瓶子（平氏）。三成「三椀の茶」。平蜘蛛釜。茶碗の中（幽霊）など。

＜次回予告＞
第１００回
平成２３年４月２４日（日）１３：３０～
「ひゃく・百」

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更新日
平成２３年２月２８日

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