◆第98回「知恵の会」例会◆
「せ・瀬・背」発表内容一覧表
JR京都駅前・大学キャンパスプラザ6階7号室(参会者23名) |
資料番号 | 発表題目 | 発表者氏名 | 概 要 |
98-01 | 背と瀬 | 石田天佑 | 人体用語は語源的に原初的形態を保っている。
肩に挟まれた「背」と岸や島などに挟まれた狭い場所を「瀬」という。 |
98-02 | せ(瀬・背)などの単語家族 | 吉田金彦 |
セ(瀬・湍)せ(急・狭)せ(背)に関連する用語の連携図 |
98-03 | 「瀬」の「逢瀬」について | 原内信光 |
平安中期に概念化した言葉「逢う瀬」の核となっているものは七夕伝説である。 |
98-04 | 「瀬をはやみ」の世界 | 中西久幸 |
崇徳院百人一首歌の「瀬」として、伏見区に「七瀬川」あり。落語「崇徳院」「ちはやぶる」など。 |
98-05 | 「源氏物語」の「逢ふ瀬」と「うれしき瀬」 | 高橋喜一 |
物語中に見られる「瀬」の箇所(葵・須磨など8巻) |
98-06 | 平家物語にあらわれた「瀬」 | 斎藤幸雄 |
物語中の「瀬」の用例は意外に少ない。瀬は戦場になることがない。 |
98-07 | ”背中合わせの寒さかな”考 | 小寺慶昭 |
芭蕉の墓所義仲寺にある又玄句碑の意味 |
98-08 | 芭蕉の瀬田の句 | 清水弘 |
瀬田を詠み込んだ四句の解釈 |
98-09 | せともの | 石原滝子 |
磁器と陶器。瀬戸市。せともの(焼き物)の歴史。 |
98-10 | 瀬・背 歌二題 | 糸井通浩 |
歌謡曲「影を慕いて」唱歌「背くらべ」の歌詞 |
98-11 | セイ(背)について | 来田隆 |
「背」(せ・せい)と「勢」(せい)。身長の「セイ」。 |