平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第95回「知恵の会」例会◆
「玉・霊・魂・たま」発表内容一覧表

龍谷大学・大宮南学舎(参会者25名)

資料番号発表題目発表者氏名概          要
95-01たま・玉・魂・霊石田天佑 たま振り・たま鎮め・たま呼び。「たま」から「たましい」。朝鮮語「アル」卵・玉。「オル」精神。 中国「魂」「鬼」・「雲・云」魂魄「白」は白骨化した骨。
95-02「たま」なぜ霊にこもるのか吉田金彦日本の屈折した海岸。生物種の宝庫・ 3万3600種・世界の14.6l。玉・曲・魂・霊の単語家族。
95-03玉取りの挿し花山田幸子柳と楊。生け花「天地人・体留用」。 体の枝が後ろから振り出す。下枝(受ける枝)の先は後方に振り出す。
95-04万霊節とマルチン・ルターの95箇条意見書山嵜泰正 贖宥状(免罪符)販売を批判。「聖書」の立場ルターは「悔い改めは全生涯を通じて行うべきだ」と 「宗教改革」開始。ローマ・カトリック法皇「神の代理者」に敵対行為。 アニマ(霊魂)と日本の「盆」
95-05撰集抄高橋喜一 西行、吉野の山奥で人造人間造りに失敗。「反魂の秘術」。香は「魔縁をさけて」。
95-06 太平記・後醍醐帝の怨霊斎藤幸雄 後醍醐帝の遺言と怨霊。足利尊氏の天龍寺建立。後醍醐帝、悪魔王の棟梁に。平家物語は 「清盛の生前死後」物語。「太平記」は後醍醐帝の生前・死後怨霊の話。
95-07松尾芭蕉の「玉」の句清水弘 9句の内、「玉祭り」が4句。「数ならぬ身とな思ひそ玉祭」元禄7年、郷里・伊賀上野の吟。
95-08善玉と悪玉。山東京伝「心学早染草」小寺慶昭 勧善懲悪の江戸文芸。山東京伝(1761〜1816)。二度の処分を受けた。心学は石田梅岩の倫理。 主人公・目前屋理太郎。正直者が18歳で放蕩三昧。悪魂の支配。勘当。 道理の先生・心学者によって改心。非を悟り両親に謝罪。黄表紙の面白さ。
95-09三人の「たま」女中西久幸(資料参加) @待賢門院璋子・白河天皇の寵愛。鳥羽天皇との間に五男二女。璋子の法金剛院。A細川ガラシャ・明智光秀の娘・細川忠興の妻。 B桂昌院お玉・徳川家光の寵愛。「玉の輿」綱吉の生母。付C中村玉緒
95-10淡路のたまねぎ伊郷好文 郷里淡路島の上等の「タマネギ」参加者に配布。
参考配付資料
(1)糸井通浩「京のおばんざいと御所ことば」資料配布。学びのフォーラム山科8月11日  
(2)「知恵の会」の第三巻「京都学を楽しむ」勉誠出版。2010年7月刊行     

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更新日
平成22年8月10日

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