平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第84回「知恵の会」例会◆
「つ・津」発表内容一覧表
(参会者29名)

資料番号発表題目発表者氏名概要
84-01津を結ぶ古代の渡し地名
「草薙の剣」と「草枕」
吉田金彦草薙の剣の意味。「草」の地名は一大氾濫地帯。「渡し場」の意。ナキは凪の意味。
84-02万葉集「裳羽服津」原内信光常陸國風土記筑波郡「歌垣」の 「津」は窪地、沼地。
84-03長屋王家木簡の「津」
加須「津」韓奈須比
醤「津」名我
久保功「津にはひたひたに浸す意味。どぶろく(酒)に漬けた茄子。
84-04京都が「津」であるわけ高橋喜一三箇津「京・大坂・堺」から 「京・江戸・大坂」へ、慶長17年・18年が分かれ目。
84-05破棄された「物」の黙する言語井上隆夫大津・平津の芸術。 芥状の流木片。元の眼差しからゴミ。創作を通じてゴミの残滓再現。
84-06泉津から木津へ斉藤幸雄泉川→山城河・「木津(こノつ)→「木津川」へ。歌の世界では「泉川」と云われる。
84-07津の国の風物ー能因法師の世界ー中西久幸津の国の住人・能因法師(988年生れで65歳前後の人生)。「能因集」中の津の国の24歌枕。澪標。
84-08宮の湊と松尾芭蕉清水弘熱田神宮の「宮の湊」。東海道7里の渡し。桑名から船旅と佐屋廻りの陸路。
84-09港と遊女ー西鶴「好色一代男」よりー小寺慶昭港の遊女。世之介の女関係3742人。三大遊里・女郎の鑑。都と鄙地の遊女の差。狛犬のギブス足は舟止め祈願。
84-10大津事件・ロシア皇太子負傷「ニコライ二世の日記」山嵜泰正露國皇太子22歳。大津事件の日記。犯人のサーベルで頭部二か所負傷。天皇と政府の事件対応・大審院長児島惟謙「司法権の独立」
84-11港はいつも夜か雨岩田貢港の歌謡曲1707曲の分析。戦前と戦後の比較。特に昭和中期「戦争別離」・戦後の別離・哀愁・港のブルース。月・夜・夜霧。雨。擬似恋愛の場・港の埠頭。

◯◯◯ これまでの例会のホームページ ◯◯◯


第44回まで(2003年)

第63回まで(2006年)

◯◯◯ 三人寄れば文殊の知恵 ◯◯◯


ホームページ管理人

管理人メール

更新日
平成21年3月30日

「知恵の会」目次ページに戻る