平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第81回「知恵の会」例会◆
「さけ・酒」発表内容一覧表
(参会者29名)

資料番号発表題目発表者氏名概要
81-01酒・さか・さけ糸井通浩活用する名詞群・韓国語サッタ、「さけ」類義語、酒の神と祭祀の酒。
81-02 万葉集の「味酒呼」原内信光 うまさけ「呼」「を」。味酒「の」三輪
81-03酒呑童子の神便鬼毒酒山嵜泰正 御伽草子の酒呑童子、踊り好きな伊吹山の酒呑童子。
81-04「狂歌酒百首」 高橋喜一*為守(為家の子)の狂歌集。妻阿仏尼、*酒の種類15首、酔態10首。定家仮名遣い。
81-05松尾芭蕉と酒と日蓮上人清水 弘芭蕉の句28句。芭蕉の飲んだ酒。江戸の酒はにごり酒。伊丹池田の「下り酒」は江戸期の後半。日蓮上人は酒を「聖人」とか「千日」(すみ酒)と呼んだ。
81-06伏見の酒は不味かった? 小寺慶昭 「灘は硬質の男酒、伏見は軟水の女酒」には問題あり。工業規格の基準、国税庁所定分析法では「宮水の方が伏水より比較的硬度が高い」。江戸時代の伏見酒は不味く、明治期後半、全国的に名を轟かせた。江戸への「下り酒」伊丹・灘の近衛家。 現在は全国的に画一化な酒。
81-07酒のさかな(酒名) 中洌正堯美少年・香露・土佐鶴・獺祭・日置桜・小鼓・呉春・天狗舞い・真澄・浦霞
81-08「浦霞」持参大前知子酒の「浦霞」、ほんの少し回し試飲
81-09酒・淡路島の酒造業伊郷好文*人口20万、今15万。昭和初め40軒
*63銘柄。昭和14年統制令。38年は35社。今は3社現存。都美人・南長・千年一。
81-10四字熟語の酒斉藤幸雄*酒の異名。酒のいろいろ。中国の故事。*酒の楽しみ・風流「酒を聖人」という。*悪い酒。酒酔い。酒宴など。
81-11目が回る回文の富田酒
徒然草175段の飲酒功罪
中西久幸*江戸俳人の回文「けさたんとのめやあやめのとんたさけ」摂津富田。徳川家康の酒造特許権。伊丹・池田酒の先達。
*悪い酒。良い酒の飲み方。

◯◯◯ これまでの例会のホームページ ◯◯◯


第44回まで(2003年)

第63回まで(2006年)

◯◯◯ 三人寄れば文殊の知恵 ◯◯◯


ホームページ管理人

管理人メール

更新日
平成20年11月11日

「知恵の会」目次ページに戻る