平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第80回「知恵の会」例会◆
「かぜ・風」発表内容一覧表
(参会者29名)

資料番号発表題目発表者氏名概要
80-01風「かぜ」石田天祐 風kaza kaze,sina-hu撓う「風の神・シナツヒコ」。「息長」。スサノオ。ラテン語anima。空間移動・越境するもの。何かをもたらし何かを持ち去るもの。「風の…」作品作者? 風の漢字になぜ虫が。
80-02「風(ふう・かぜ)」糸井通浩空間移動・越境するもの。何かをもたらし何かを持ち去るもの。「風の…」作品作者? 風の漢字になぜ虫が。
80-03やまと言葉「風」の三系統田中雅章風はアルタイ語。風の手・追手・南東起源。あらしは縄文・アイヌ語系。
80-04弥生絵画土器から解明する
常世から吹く人麻呂の「神風」
および伊勢神宮正殿棟持柱の意味
原内信光仮説・弥生絵画土器に描かれた手を欠いた人物は死者。葬送儀礼の建物。棟持柱の大型建物は首長クラスの葬送儀礼の使用。死と再生の建物。万葉集の人麻呂「神風」など(田原町教育委員会「弥生の絵画」パンフレット)
80-05「結東の風神」明川忠夫長野県(新潟県境)秋山郷。風の三郎。風切りの鎌。
80-06「風の手と足」高橋喜一室町時代から江戸の狂歌。風の手と足。「風の喜三郎」。狂歌に「風の足は少ない」が。
80-07京「風」が及ぶところ岩田貢「京風」と「京都風」の違い。ヤフー検索。日本全国、「京風」「京都風」飲食業関係。トラベル・レジャー関係の県分布。文化周圏
80-08「風の章」中洌正尭 風を見た人。風力階級表。風の利益と害。 風車発電。季節風。テリー・ジョーンズ作「風の幽霊」。文学作品の「台風」の扱い方。風の博物館(愛媛県肱川町)。絵画の中の風。
80-09「日本人の風」中西久幸@五感による風、A季節の風を詠む、百人一首の風。特に富山市八尾町「風の盆」・胡弓哀調。B「風・百人一首」万葉・古今・後撰・新古今・などより。C季節の風。日本の季節の移り変わりで実に多種多様。
80-10「仏典に見られる風の用例龍口明生風の色の有無。風の種類10種うち6種(黒・赤・青・天・地・火風)。風の味。風の色。 「法華経・観音経」七難の三救風難。
80-11「御射山祭の風封じ」山嵜泰正諏訪神社の薙鎌(なぎかま)風封じ・「金克木」五行説。京・祇園祭、昔あった「御射山」の飾り。
80-12「近松の描いた地獄の風景」早川久美子近松69歳作。享保6年(1721)初演。 油屋の与兵衛の強盗殺人事件。「南無阿弥陀仏」と言えずに縛られ連行。地蔵菩薩霊験記や阿含経。「南無」とまでいい途絶える。
80-13「江戸の小咄『風鳥』の話」小寺慶昭「足がない風鳥」極楽鳥。1772年『鹿子餅』木室卯雲。馬場雲鼓。18世紀の欧州博物学。パプア・ニューギニアの国鳥。なぜ「脚がなく、餌は食べない。風に向かって口を開けている」不思議な噂。剥製には脚がない。 日本の鎖国と西洋文物の輸入。

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更新日
平成20年9月27日

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