平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

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◆第77回「知恵の会」例会◆
「たけ・竹」発表内容一覧表
(参会者19名)

資料番号発表題目発表者氏名概要
77-01「竹」各国語比較糸井通浩日本語・中国語・英語
77-02竹の子保存法三年早川久美子筍の煮方・瓶詰め・保存(試作ケーキ持参)
77-03生活の場と竹・環濠集落:佐古と佐山岩田貢(ビデオ参加)京都府久御山町 の佐山・佐古に残る環濠の「竹藪」
77-04孟宗竹・真竹・ハチク綱本逸雄京都盆地周辺の近畿の大阪層堆積地 と(孟宗竹)筍の分布、薩摩説・長岡京発祥地(道元と隠元説)など
77-05竹の創り出す音楽世界中西久幸竹の機能分類・尺八・蓄音機の竹針(竹針の 蓄音機レコード実演)
77-06竹の章(ことば学びの放射線)中洌正堯教材「竹とともに生きる」竹の秋、竹落葉、歳時記、筍、成長の早さ。地下茎の広がり。
77-07竹林の七賢(八賢)筧 文生竹林七賢の生きた時代から200年後に文章化。阮籍の「白眼視」。八賢図。黄河には竹が少ない。白居易は江州に左遷され「笋」を知る。
77-08「竹・たけ」 石田天祐 二十四孝の孟宗竹。筒木・かぐや姫。
77-09隼人と竹の呪力斎藤幸雄山幸海幸物語。隼人の吠声(はいせい)・竹製品・畿内の集住。
77-10「竹取物語」と隼人小寺慶昭迦具夜比売命(大筒木垂根王の娘)。竹と笹の違い。マダケ。中国南部(四川)の竹取物語原型。薩摩隼人が畿内に「竹と話」を持ち込む。
77-11竹の文化圏の物語高橋喜一かくや姫説話一覧と御伽草子「ささやき竹」
77-12お土居の竹・墓に竹3本と深草うちわ・孤篷庵忘筌席山嵜泰正@お土居の竹。A竹伐爺(放屁・福富草紙・福富長者)、B元政上人と深草うちわ、C大徳寺孤篷庵・忘筌席と小堀遠州
77-13芭蕉の「竹」の句清水 弘芭蕉の「竹」13句と他7句解説

<参考追加情報>

    前回の76回「ね・子・鼠」に関係して、伊郷好文氏の追加情報です。
    謂われ<「大山鳴動」〜 鼠一匹>に関わり、「たいざん」とは、「泰山」ではなく大山。

<参考新聞情報>(朝日新聞「天声人語」平成20年4月27日付)

 談話会の当日の朝刊に次の「天声人語」が書かれていました。
 「白眼視する」という言い方はもともと中国の故事に由来するという。

 「竹林の七賢」のひとり阮籍(げんせき)は好感の持てる人が尋ねると普通の目つきで迎えた。
 歓迎のまなざしの「青眼」である。気に入らない者には白目をむいた。

 当該「天声人語」の論点は、オリンピックの聖火リレーの世界各地でのトラブルと
 中国の対応にあるが、偶偶「竹林の七賢人」を話題に採りあげている発表事例(77−07)もあり。

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更新日
平成20年4月28日

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