ようこそ知恵の会へ
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)
◆第76回「知恵の会」例会◆ | |||||||||||
資料番号 | 発表題目 | 発表者氏名 | 概要 | ||||||||
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76-01 | 「ねずみ・鼠」 (ねずみの事典) | 糸井通浩 | 「古典文学動物園」、 鼠の三言語(日本語、中国語、英語:rat/mouse) | ||||||||
76-02 | 「鼠・ネズミ・子」 (京大総合博物館「ねずみ博」見学記) | 蔵本勇 | 鼠に関する各種設問集 (生きとし生けるものすべて共存共栄ではないか?). | ||||||||
76-03 | 聞きかじりのねずみあれこれ | 伊郷好文 | 西日本の鼠、北の国の鼠、 野ねずみと家ねずみ各種 鼠の用語、ねずみ算とは、落語 | ||||||||
76-04 | 「ネズミ・鼠・子 (「ねずみ」の語源) | 石田天佑 | 言語学的考察。古事記・日本書紀に「ねこ」なし。「ね・根の国」の住人・ネズミ、大国主命など | ||||||||
76-05 | 「日本の語源学を」 (「ねずみ」の語源) | 吉田金彦 | ねずみは「根の穴に棲む」。 野火のオオナムチ、鼠の「内はホラホラ、外はスブスブ」で助かる古事記の話。 (語源研究会冊子の巻頭言より) | ||||||||
76-06 | 「鼠の大移動」 | 斉藤幸雄 | 古文書に見る鼠の不可思議な挙動についての説話 「古事記」「続日本紀」「古今著聞集」など 遷都の予兆。海底に巣くう鼠。 都の鼠はてなし話。ハーメルンの笛吹男。 | ||||||||
76-07 | 「子の神と鼠浄土・鼠渡海」 ラット脳下垂体と志賀直哉の『城崎にて』 『ハーメルンの笛吹男の謎』・ネズミ男」 | 山嵜泰正 | キトラの子神。民話。過労、脳下垂体を破壊・ラットの実験。 電車にひかれた志賀直哉の養生と死生観。 北丹地震。1284年の少年少女130名失踪事件の謎。 | ||||||||
76-08 | 「日・印・米のねずみ三態」 | 中西久幸 | 京都・大豊神社、印度・ねずみ寺、 ウォルト・ディズニー・ミッキー・マウス | 76-09 | 「綱渡りする鼠の画を探して」 | 高橋喜一 | 鼠を主人公にする御伽草子、三つ草子。 挿絵、鼠の曲芸。 |
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76-10 | 「雪舟とねずみ、雪舟のねずみ」 | 岩田貢 | 岡山県総社市生まれの雪舟が床に描いた鼠の画について 「『本朝画史』 宝福寺。落語・左甚五郎「ねずみ」 | ||||||||
76-11 | 「ねずみ送り」 (「作物などに被害をもたらす鼠」) | 明川忠夫 | 「ネズミ送り」、「ネズミのムヌン」など 野ねずみの農作物害・追放。 沖縄の海神祭。 | ||||||||
76-12 | 「江戸のネズミ飼育ブーム」 | 小寺慶昭 | 江戸時代後半のコマネズミ(ハツカネズミ)の 養鼠(ようそ)産業隆盛状況 ネズミの洗い張り図。無駄は意味がないか。 価値の相対性。江戸時代にハムスターはいたか。 メンデルの法則よりも80年前に既に白黒鼠の養飼育の驚き。 |
<参考新聞情報>(朝日新聞「天声人語」平成20年3月7日付)
「やけ酒」の効果ありやなしや。鼠を使った実験結果での紹介記事で、
「どうやらアルコールには、一度思い出した記憶を強める働きがある」というもの。
科学面の詳細内容紹介記事の見出しは「やけ酒 傷癒せず」となっている。
(情報提供者:中西久幸)
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