ようこそ知恵の会へ
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)
◆第74回「知恵の会」例会◆ | |||||||||||
資料番号 | 発表題目 | 発表者氏名 | 概要 | ||||||||
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74-01 | 正月・餅 | 糸井通浩 | 照葉樹林帯と「もち」 弥生文化と原日本語 「モチ(餅)」の意味 伝統的な正月行事 | ||||||||
74-02 | 韓国のトック(餅) | 徐民静 | トックの表記由来 トックの語源、種類、地域特性など (韓国の餅文化の日本と異なる点). | ||||||||
74-03 | 餅・正月 | 明川忠夫 | 餅に纏わる説話(豊後風土記、山城風土記など) 餅の昔話、説話など | ||||||||
74-04 | 正月・餅 | 朝木敏子 | 「正月」という呼称とさまざまな正月 「正月」の仏教本来の年中行事目的 (引用資料:「沙石集」「徒然草」「勅撰和歌集」「日本霊異記」など) | ||||||||
74-05 | 「菅原道真の餅」 | 中西久幸 | 北野天満宮・太宰府天満宮「名物餅」あれこれ 河内道明寺「糒」など | ||||||||
74-06 | 「ほき内伝金烏玉兎集」 (ほきないでんきんうぎょくとしゅう) (添付参考メモ書き参照) | 山嵜泰正 | 牛頭天王説話と慈悲深い蘇民将来の伝承、五節の祭礼の云われ ほ(竹+甫+皿)き(竹+艮+皿) 神の箱(神への捧げ物の器のこと) | ||||||||
74-07 | 「平家物語の構成・構想と正月一日」 | 斉藤幸雄 | 平家物語原案からの成長と増幅過程と、その年代記的叙述における書き出し部分の「正月一日について | ||||||||
74-08 | 「川柳狂歌に出てくる餅」 | 上野信太郎 | 「餅」4句、「牡丹餅」4句、狂歌6首 | 74-09 | 黄表紙「莫切自根金生木」お正月の祝物 | 小寺慶昭 | 金がありすぎて困るという浮世離れした天明5年の唐来参和の滑稽話本 (辛い世相から話の世界だけでも夢を見たいという江戸時代人の工夫) |
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74-10 | 「正月の芝居と役者魂」 ー役者(文楽・歌舞伎)の若さの秘訣ー | 早川久美子 | 古典芸能世界での70歳以上の役者の活躍 (最高齢の現役役者:中村又五郎93歳) | ||||||||
74-11 | 「東海道の宿場町に残る餅菓子」 | 清水弘 | 文献上の名物餅:姥ケ餅、柏餅、わらび餅、
十団子、安倍川餅、粟の粉餅 現存の名物:前記の物に加えて走井餅、なが餅、安永餅、振り袖餅など | ||||||||
74-12 | おばあちゃんの語り「正月・餅」に纏わる謂われあれこれ | 蔵本勇 | 「初日の出」「餅(雑煮と箸)」 「柳の三十三間堂の棟木」など | ||||||||
74-13 | 「餅を多く食べる県はどこか?」 | 岩田貢 | 角餅・丸餅、煮餅・焼餅の地域別習慣 餅の消費統計(昭和59年)よりの推察 餅文化として興味ある県:福井県、滋賀県、岩手県など 最近の統計(平成15年)では富山、横浜、埼玉、京都など |
(参考メモ書き)山嵜会員提供の「『ほき』内伝金烏玉兎集」の『ほき』とは? (漢和辞典情報:諸橋徹次他「新漢和辞典」大修館書店(昭和42年2月版) 難しい漢字の意訳として、「ほき」に「奉」「器」を充てることで如何でしょうか。
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