平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第143回「知恵の会」例会◆
「はやりうた・流行唄」発表内容一覧表

大宮学舎南黌第101号室(参会者12名)
平成29年5月28日(日)

資料番号発表題目発表者氏名概          要
143-01はやり歌ー(「はやりの語源」)石田天佑 「生ゆ」が「流行る」となり、生きるものは万物はやってのち、廃れていく。梁塵秘抄の「はやり歌」に思い及ぶ。
143-02中村正司(日本文化の流れの中の)ーはやり歌 古代歌謡を時間的な伝承と空間的な伝承の点より、歴史的な変容を外観してみる。
143-03万葉歌「ニキタツニ」ー(マレー語よりの解釈)みつぎ まさみつ 額田王歌(巻1−8)をマレー語で解説してみる。
143-04万葉集巻頭歌の解釈梅谷繁樹 万葉期「はやりうた」として使われていた歌語群と歌い手の類歌語とより構成されている歌が、 万葉歌として収録されたのではないか。
143-05室町時代の流行歌集「閑吟集」清水弘 311首の早歌や田楽節などより、京都の地名を読み込んだ歌19番歌、107番歌、109番歌に注目した。
143-06江戸のはやり唄「かんかんのう」小寺慶昭 落語「駱駝」に出てくる「かんかん踊り」の意味を考察(一例:滝沢馬琴の九連環など)し、 「ナンセンスソング」も「ラブソング」としての解釈を適用し、 その後のはやり歌での事例(森山かよ子の「じんじろげ」など))を引き出す。
143-07手拍子歌とカラオケ田中雅章 日本社会における「はやり歌」の流れを概観し、それらには、多分に手拍子が伴っていたとする。 他方最近はやりの「カラオケ」はその庶民文化環境を萎縮させている。
143-08昭和初期の流行歌と近代大衆文明の利器中西久幸 近代のはやり歌を誕生させるに、「カチューシャの唄」にみるように、蓄音器とレコードやラジオ放送などの マスメディアが大きな力を持っている。
参考資料:「知恵の会・会計報告」(2016.4.1〜2017.3.31)
      

<次回予告>
第144回
平成29年7月30日(日)13:30〜18:00
「私のとっておきの話」


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更新日
平成29年5月28日

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