◆第127回「知恵の会」例会◆
「むすぶ・結ぶ」発表内容一覧表
大宮学舎北黌第101号室(参会者28名)
平成26年12月23日(日) |
資料番号 | 発表題目 | 発表者氏名 | 概 要 |
127-01 | 「結ぶ」の語源 やしろの語源 | 石田天佑 |
ムス(「産す」「生す」)に接尾辞ブを付してムスブ「結ぶ」「掬ぶ」とする。 |
127-02 | おむすびの始まりー万葉の旅人はお結びをたべたかー | 吉田金彦 |
万葉集巻二・有間皇子の挽歌を考察する。 |
127-03 | 産霊・掬ぶ・結ぶと日本の信仰思想 | 中村正司 |
「生命誕生・魂の継承」の思想および「結ぶ」の源流を辿る。循環思想・和合思想・現利思想など。 |
127-04 | 「平家物語」にみえる成仏結縁(引摂) | 斉藤幸雄 |
平重衡や建礼門院の臨終儀式として、仏の手から人の手へ結ぶ成仏への儀式をみる。 |
127-05 | 四国歩き遍路の結願への道 | 清水弘 |
遍路の最後・81番白峰寺から88番大窪寺への結願コースを回顧する。遍路88カ所で「感謝の心」を得た。 |
127-06 | 結ぶ仕事 | 石原滝子 |
パンの荷捌き作業は数名一体のコンベア流れ作業で、集団が結束を必要とする「結ぶ仕事」を経験した。 |
127-07 | 結ばれる日の嫁いじめ | 小寺慶昭 |
全国各地の嫁いじめの風習をみて、その目的を探る。 |
127-08 | 「おむすび」と「おにぎり」 | 来田隆 |
西日本では、「おにぎり」「にぎりめし」、東日本では「おむすび」「むすび」が優勢。 |
127-09 | 結び二題(「むすんでひらいて」「連歌」) | 梅谷繁樹 |
文部省・小学唱歌(明治14年)となった歌の歴史および柳営連歌についての考察 |
127-10 | 万葉集の結び松 | 中西久幸 |
万葉集巻二・有間皇子の挽歌の万葉歌碑を収集 |
127-11 | むすぶ・むすび(結・統) | 大澤明 |
三角形に結んだネクタイの意義を考察する。 |
127-12 | 「むすぶ」と「つなぐ」との用法の異なり(類義語研究) | 糸井通浩 |
完結性と延長性、求心性と遠心性、同質性と従属性などの概念別に使い分けられている。 |
127-13 | 結婚式事情の変化(1996年・2005年比較) | 岩田貢 |
官庁統計資料により、結婚式の時代的変化をみる。(資料提出のみ) |