平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第123回「知恵の会」例会◆
「け・毛」発表内容一覧表

大宮学舎北黌第101号室(参会者20名)
平成26年6月8日(日)

資料番号発表題目発表者氏名概          要
123-01木と毛石田天佑 倭人語での「け」の語源。日本書紀に「毛」と「木」が同一の「化生」物とする。
123-02「け(毛)」〜一音節の日本語糸井通浩 体の部位を示す基礎語に一音節語が多いことに注目される。
123-03毛・マゲなど梅谷繁樹 綱となる女性の髪(徒然草)。倭国の髪形(魏志倭人伝)。髪結いの歴史的変遷(各種歴史的史料による)
123-04毛と日本の信仰思想中村正司 日本歴史の流れの中での「毛」を、時代順に「異の毛」「貴の毛」「和の毛」というコンセプトでまとめた。
123-05毛利氏と京都清水弘 大江匡房の末裔・季光を毛利氏初代とする。後年安芸国で勢力を張る。元就の時に戦国大名にのし上がる。 豊臣家の五大老となる。江戸初期までに何度も上洛している行動を追う。秀就を初代萩藩主として、明治維新まで存続。
123-06二人の毛人中西久幸佐伯今毛人・大伴家持・石川年足および小野毛人
123-07<徒然絵>とも呼ぶべき絵画作品井上隆夫 歌川國芳、奈良絵本、なぐさみ草(松永貞徳)、海北友雪、尾形乾山などの作品鑑賞。
123-08赤い靴、履いてた女性石原滝子 約60年前、少女時代にあった赤く染めた髪の女性で赤い靴を履いていたので、野口雨情・本居長世の童謡「赤い靴」を 聞くたびに思い出す。
123-09日本の羊毛産業伊郷好文 やぎとひつじ、羅紗、メリヤス、毛織物、羊毛の産地・輸入商・紡織会社など関連事項の紹介
123-10狼にまつわる「毛」の話斉藤幸雄 「日本昔話100選」「甲斐昔話集」「新著聞集」「遠い野物語」日本書紀などに言及されている、 人間に関わってくる狼の話を紹介。

<参考資料>

「舌代(ぜつだい・しただい)」として、配布された参考資料
 (1)源氏物語(第二部)から能楽へ:柏木・女三宮、六条御息所、光源氏・葵の上などの男女関係への随想
 (2)一口説法(195):憲法九条と戦争頻発世界の現代についてのコメント
 (3)「徒然草」第14段、第25段、第39段、第82段、第115段、第155段、第243段の説話に関する随想

<次回予告>
第124回
平成26年7月27日(日)13:30〜18:00
「ぬの・布」


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更新日
平成26年6月12

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