平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第120回「知恵の会」例会◆
「の・野」発表内容一覧表

大宮学舎東黌第305号室(参会者26名)
平成26年1月12日(日)

資料番号発表題目発表者氏名概          要
120-01「野」石田天佑 清国の満州語「NA」(国、国土)の母音交替の派生語としての「NO](野)を推理した。
120-02「野(no)」とアイヌ語「nup」は同源か(野辺、延岡、幌延)烏野博文 「野」の全国地名分布のZIP調査結果。「の」は隠れアイヌ語地名ではないか。
120-03「の(野)」糸井通浩 「山・里・野」の空間認識、「野」地名分類、「野」と「原」の違い、「原」付き複合語の解析
120-04「野についてアレコレ」梅谷繁樹 歴史資料にみる「野」:「野遊び」(日本書紀・万葉集・古今集・狂言・俳句)沖縄方言、「化野」「内野」「朱雀野」など。
120-05「野」日本史、京都の歴史と「野」の関係を探る石田天佑 平安京周辺の「野」地名と歴史的意義付け、万葉集と古今集中の「野」の歌
120-06万葉集の四季の野中西久幸 万葉集巻1中の「野」の名歌集と万葉歌碑群、古今和歌六帖、百人一首、枕草子など。
120-07七野神社清水弘 七野社の由来、創建の検証、御利益、賀茂齋王の齋院跡などの関連史
120-08枯野の句考小寺慶昭 芭蕉病中吟「枯れ野をかけ廻る」の吟詠事情推論、俳諧の巨人を演じきった芭蕉。
120-09「野」への意識はいつ高まったのか?(〜戦後昭和歌謡曲にみられる自然地物の名称〜) 岩田貢歌詞の「野」を抽出して、歌の時代背景を推理する。1050曲の解析の労作。
120-10「野焼き」石原滝子 焼き物の歴史に於ける「野焼き」とその方法。初窯の「左馬」など。

<参考資料>

(その1)「知恵の会」発表テーマ一覧表 (第1回〜第120回まで、回数順とアイウエオ順索引)

(その2)会員の新刊書案内:京都地名研究会
              「京都地名語源辞典」 東京堂出版 @8800円

(その3)会員の新刊書案内:丹後建国1300年記念事業実行委員会
              「丹後王国物語」ー丹後は日本のふるさとー せせらぎ出版 @1000円

(左)「京都地名語源辞典」出版紹介新聞記事(京都新聞H.26.1.9付)(右)「丹後王国物語」紹介チラシ

<次回予告>
第121回
平成26年3月2日(日)13:30〜18:00
「せつぶん・節分」


◯◯◯ これまでの例会のホームページ ◯◯◯


第44回まで(2003年)

第63回まで(2006年)

◯◯◯ 三人寄れば文殊の知恵 ◯◯◯


ホームページ管理人

管理人メール

更新日
平成25年11月11日

「知恵の会」目次ページに戻る