平成社会の事象探求

ようこそ知恵の会
(ひとつの素材を多角的に、細分化し、認識を深める)

平成社会の写し取りに励んでいます!


◆第113回「知恵の会」例会◆
「つじ・辻」発表内容一覧表

大宮学舎第101号室(参会者30名)
平成25年1月13日(日)

資料番号発表題目発表者氏名概          要
113-01辻と旋毛と羊石田天佑 「つじ」は「つむじ」から派生。「つじ」の語頭に「ひ」を冠したのが「ひつじ」。「ひつじ」の特徴は「旋毛(つむじ)」。
113-02「つじ」の語源と大和纏向の地名「辻」吉田金彦 「辻」の語源としてツム(紡)および基礎語ヌシ(主)を提唱。大和纏向遺跡のなかの「辻」地名の重要性。
113-03ツムジとツジ来田隆 柳田国男のツムジからのツジ派生説。ツムジからツジと展開していった時期は鎌倉前期か。
113-04辻の語源と辻のつく地名田中雅章 つむじ(辻)の「ツム」「じ」について。つじ(辻)の用例と地名実例。尼ケ辻・札の辻・鍵屋の辻・帷子の辻・猿が辻
113−05つじ(辻)は「みなと(津)のち(地)」烏野博文 ZIPコードでの「辻」漢字地名の都道府県分布解析(京都府・奈良県)。「つち」を含む地名の分布解析・土淵町・大槌町・土崎町・土山町
113−06四辻から八叉路まで中西久幸 四辻から八辻までの地点事例紹介(高槻市辻子・真上町など)
113−07つじ(辻)と京の辻子糸井通浩 「つじ」の語源、空間の境・時間の境としての「つじ」、通りの「辻子(ずし)」
113−08「辻」地名はどこに? 岩田貢 「辻」地名や名字の全国分布。
113−09京都 都の辻・歴史辻としての京都中村正司 「鉾の辻」、町組と四座雑色の歴史、「洛中洛外図屏風」の鉾の辻、日本史の出会いの場所「辻」としての京都。 「源平の辻」
113−10五辻通考清水弘五辻の名の建物・人物、「五辻通」の比定と、通り名の歴史。
113−11逢魔ヶ辻・猿ヶ辻・鉾の辻山嵜泰正「今昔物語」巻24第16話、京都御所内「猿ヶ辻」の変、鉾の辻と祇園祭
113−12帷子辻の地名由来考明川忠夫檀林皇后説、屍を捨てる場所の「中野の片平辻」。 カタヒラの辻は帷子辻の原型。帷子辻関連資料。帷子の辻伝承の起こり。
113−13異界・境界としての辻斎藤幸雄京伝説の辻、六道の辻・帷子の辻・札の辻(金ケ辻)・あははの辻
113−14仏典中の「辻」使用例龍口明生仏典に使用例20、いずれも日本人の著書。 辻風・辻関連用例。四衢に仏塔を建てる。
113−15石敢當ー辻の護りー小寺慶昭沖縄の石敢當、災難よけ・火除けの一種。(マジムン・ヤアカジ防備の呪い。)、全国に分布する石敢當。竹田街道沿いの石敢當の例。
113−16辻のお地蔵様とコックリさん石原滝子村の辻はずれのお地蔵様とお供えの白百合にまつわる少女時代の思い出
113−17辻談義梅谷繁樹「辻」関係文献類。辻の例(六道の辻、七道の辻、地蔵尊、石敢當、 札の辻など)、四角四堺祭

<次回予告>
第114回
平成25年3月3日(日)13:30〜18:00
「はる・春」


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更新日
平成25年1月14日

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