◆第105回「知恵の会」例会◆
「ふね・船・舟」発表内容一覧表
大宮学舎第101号室(参会者36名) 平成23年12月18日(日) |
資料番号 | 発表題目 | 発表者氏名 | 概 要 |
105-01 | 船 | 石田天佑 | wataru→wata→watatsumiワタツミ。へ(舳)舳先。とも鞆・巴・艫綱→友綱部屋(魁皇) |
105-02 | フネ(舟・船)の語源について | 田中雅章 | フネ。「ヘ」と朝鮮語の「ぺ」。他国語の比較。フネの2原義。水上交通のフネ。水・酒などを盛る箱器、湯船・棺桶。舳先。「ネ」は根・峰本体。 |
105-03 | フネ・フナ 二題 | 梅谷繁樹 | 「補陀落寺」渡海。熊野。西国33番の1番青岸渡寺。観音浄土。フネ(舟・船)の名前。 |
105-04 | 万葉集巻七「月船」 | 原内信光 | 月船。七夕の歌。死者の鎮魂。呪言。「月人壮士」。盆に会える死者・月人はあの世の人か。殯宮の意味 |
105-05 | 遣唐使船。硬骨漢・大伴古麻呂の活躍 | 中西久幸 | 遣唐使の航路。古麻呂の略歴(753年11次遣唐使・漂着。翌年1月、鑑真和上招聘帰国。)継人の778年漂流。藤原仲麻呂の漂流など。 |
105-06 | 元寇の船と宇治川十三重の石塔。 | 山嵜泰正 | 蒙古来襲。元寇の船発見(竜骨の構造船)と叡尊(西大寺僧)殺生禁断。網代木禁止。「さるがっそ」船の墓場。北大西洋に海藻ホンダワラと無風海域。 |
105-07 | 地名「船越」ほか | 吉田金彦 | 地名「船越」郷名・村名。16ケ所。地峡・地頸を船が越した。東日本大震災・宮城県石巻「船越」船の呼び名・古典語。丸太舟・寄板船・筏。杉板。 |
105-08 | 舟、陸を超える対馬の地峡・小船越など | 岩田貢 | スライド映写。対馬の小船越・大船越・万関瀬戸と地図。厳原(いずはら)佐賀(さか) |
105-09 | 伊勢物語9段「船こぞりて泣きにけり」 | 堀田悟史 | 業平一行が泣いたか。それとも渡守も含めて泣いたのか。渡守の教養・素地。 |
105-10 | 幸若舞曲「百合若大臣」の船 | 高橋喜一 | むこくむくり(蒙古)来襲。百合若が奮戦、勝利。疲れて昼寝中、孤島に置き去り。別府兄弟の策略。ユリシーズとの関連(坪内逍遙)。 |
105-11 | 京の町中の舟屋町 | 清水弘 | 4つの舟(船)屋町。@麩屋町丸太町下ル、A東洞院押小路下ル、B御幸町蛸薬師下ル、C東中筋高辻下ル。「船鉾町」なら理解、「船」は箱・棺桶に由来か。吉田金彦説・京都は水都・川地名・船も。 |
105-12 | 「かもめ」という名のスナック「砥部焼」 | 石原滝子 | 船のボトルシップ。ゴンドラのベネチア風景のあるスナック。食器は砥部焼き。 |
105-13 | 羽咋市とUFO | 小寺慶昭 | なぜ羽咋市はUFO博物館による町おこしか。ラーメン・パイラ人形。検定。オカルト。「そうはちぽん」伝説。天空浮船。「竹内文書」偽書。馬琴の描く「UFOと女人」。お釜型うつろ船。補陀落渡海 |