小さいものから順番に! <1>知恵の「輪」<2>「輪」投げ<3>「輪」ころがし<4>「フラフープ」 |
1.知恵の輪(ちえのわ)はパズルの一種。基本的には、簡単に外すことができない一組(2つ以上)の部品を、 繋げたり外したりする遊び。部品同士を特定の形にもっていくものもある。 外す方法を探す過程を楽しむもの。外した後、元の形に戻すことも楽しみの一つ。 部品には金属や紐がよく使用される。金属は容易に変形できないために、外すための障害となる。 紐は軟らかいため、狭い隙間を通す。木製や、紙製のものもある。 2. 主な知恵の輪 (1)チャイニーズリング 中国生まれの知恵の輪。「九連環」とも。一つながりになった輪から別の一本の輪を外すのが目的。 (2)ボタンホールパズル サム・ロイドの作品。先端に輪になった紐がついた棒である。この紐の部分を相手の衣服のボタンの穴に つけて外させる。 (3)キャストパズル 鋳造によって作られた金属製の知恵の輪。19世紀にイギリスで作られた物、現在多くの復刻版や新作が 元ハナヤマ(芦ヶ原伸之監修)より発売されている。 従来の知恵の輪はおもちゃ屋で販売、現在、書店やコンビニなどでも販売される。携帯電話用ストラップ。 (WIKIPEDIAより)
1.輪投げ(わなげ)は、輪(もしくは蹄鉄)を特定の目標(台に立てた棒など)に投げ入れる遊び。 スポーツ競技として明確なルールのもとに行われる輪投げもある。 2.スポーツ競技としての投輪(とうりん)は、大正の頃に神戸港に入港する船上で行われたスポーツ。 8.5メートル手前から、9本のゴム製の輪を投輪専用の台に向かって投げる。投輪専用の台にピンが9本あり、 ピンには1から9までの数字がつけられている。輪の重さは180グラム。 3.競技は、投げ込み・シングル・ダブルの3種類。「投げ込み」は輪が入ったピンの数字の合計が得点となる。 シングル:ピンの数字の合計が得点となるが、一つのピンに2本の輪が入ってしまうと失格。9本全部投げず 途中でやめることもできる。 ダブル:輪が2本入ったピンの数字のみを合計して得点とする。一つのピンに3本の輪が入ってしまうと失格。 シングル同様に途中でやめることもできる。 4.神戸市を中心に競技が行われている。神戸投輪連盟と神戸市体育協会による大会が、王子スポーツセンターで 年数回開催されており、毎年6月辺りに知事杯、10月辺りに市長杯が開催されている。 (参考) クロリティー (qulority) 1988年に現:愛知東邦大学人間学部教授 石川幸生が考案したニュースポーツ。 5、7、9メートル手前から、10本のゴム製の輪をクロリティー専用の台に向かって投げる。台には25本のピンが あり、台の大きさは75センチ四方の正方形で、傾斜角度は30度である。台は4色に色分けされており、中心に 近いほど高得点になる。また、輪が台に乗れば、ピンに入らなくても、輪のある場所の色によって得点となる。 輪の重さは150から200グラム。 競技はシングル・ダブルス・ミックスダブルスの3種類。 (参考) 蹄鉄投げ 蹄鉄投げは世界各地に遊びとして存在、競技人口も多くルールも明確なホースシューズとは、 1921年に全米ホースシューズ協会が設立。アメリカでの競技人口は約3000万人と言われ、野球やバスケットなど に引けをとらないほどのメジャースポーツ。1991年日本ホースシューズ協会設立。 地上に50センチ出した鉄の杭(ステーク)に17歳以上の男子は12メートルそれ以外は、8メートル離れた所から 蹄鉄(ホースシュー)を投げる。杭の15cm以内にはいれば1点、杭に蹄鉄が入れば3点で、それ以外は無得点。 2投ずつ交互で投げ二人でその点数の合計を競い合う。決められた点数に早く到達した方が勝ちという ポイント制と回数を決めてその合計点で勝敗を決めるイニング制がある。 (WIKIPEDIAより)
「輪」には自転車のリムや鉄のリングなどの単純な素材を用いる。 リムの溝部分に棒きれを押し当てたり、鉄リングに曲がった鈎棒を 押し当てて、転がしていくもの。 「輪転がし」は単に「輪」を押して走るだけのことだが、 細い路地や石コロがゴロゴロしている土道を転がすと、 カーブがあったり突然ネコが出てきたり、小石の上をわざと ジャンプさせたりと、それなりにスリルが味わえる。 運動会に登場し、普段、運動不足の保護者と先生たちに よる競技だから、客席の中に突っ込んだり、コースと まるで違うところへ転がったりと、大爆笑を誘う人気の 余興ゲームとなった。(WIKIPEDIAより)
フラフープ(Hula hoop)は、直径1mほどのプラスティック製などの素材の輪で、輪の中に入った人が 腰などを振って回転させるための輪。 フラフープということばは現代アメリカでは単にフープ(Hoop)と呼称する。フープをまわすことをフーピング、 フラフープで技を行う人をフーパーと呼ぶ。 近年、パフォーマンスや競技、ダイエット用品として使用されている。 フラダンスのように腰を動かしてフープを回すので、日本ではフラフープと命名された。腰以外にも 首・腕・足などを使い体の各部位で回して楽しむ。 1. 歴史 フラフープの起源は不明、時代を問わず世界中の子供がいろいろな輪を使い、回したり転がしたり、投げたりして 遊んできている。 約3000年前の古代エジプトでは、ブドウの蔦で作られた輪を棒で地面の上を転がしていた。 古代ギリシャでは、体重を落とすためにフープ状の物の使用が推奨されていた。 14世紀に入ってイギリスでは「フーピング」が流行。 18世紀前半にハワイを訪れた船乗りがフラダンスとフーピングの間に類似点があることに気付き「フラ」という 言葉を「フープ」に付け加え、フラフープという言葉を作った。 1957年に、フラフープは玩具会社"Wham-O"の創設者であるRichard KnerrとArthur Melinの2人によって 再開発された(1948年にロサンゼルスのガレージから出発)。 フラフープのアイデアは、オーストラリアを旅行したカリフォルニアの人物がKnerrとMelinに、 オーストラリアでは体育の授業で竹でできたフープを子供たちが腰で回していたことを話したことがきっかけ。 1958年にフラフープが発売された後、Wham-O社は2年間に1億本を売り上げた。 (フラフープの流行後、Wham-O社は「フリスビー」の発売で再び幸運を見出している。) 2. 日本における流行とその後 1958年アメリカで大流行したことを受けて、同年10月東京都各デパートで一斉に販売が開始。 積水化学のポリエチレン管をアメリカの会社が加工して輸入したもので、価格は大人向け270円、子供向けが200円。 日産2万本のフラフープは、1ヶ月で80万本売れた。日本中で爆発的に売れて一大ブームを起こした。 フラフープは美容と健康によいと宣伝されたこともあり、子供ばかりでなく大人もこの遊びに参加して、 競技大会も開催された。このフラフープ人気に、日活映画『月は地球を廻ってる』1959年1月22日公開、 日本コロムビアもレコード「フラ・フープ・ソング」を発売。 しかし、11月18日にフラフープ使用によるとされる胃穿孔で重態になる事件が起き、横浜市と神戸市でも同日に 路上で遊んでいた子供が交通事故に遭って問題化。千葉県で少年3人が腸捻転など内臓障害になる。 千葉県東金市立東金小学校が小学校が児童にフラフープ禁止令を出した。宮城県でも教育委員会が警告を出し、 厚生省もフラフープと健康障害への影響を検討することになり、ブームは急速に沈静化。40日足らずで1958年の 日本のフラフープブームは終焉した。後日、これらの症状とフラフープの因果関係は科学的に否定されている。 2010年11月にはこのことと関連付けて、東金市が市の中央公園にフラフープの記念碑を建立。 3. 2000年代以降 2000年頃からアメリカのThe String Cheese Incidentというブルーグラス系のロックバンドのステージで フープを回すダンサーが出現し、バンドメンバーがフープをコンサート会場でファン達に配って人気を博した。 ポップカルチャーからダイエット、ヘルス、さらにメディテーションまでに、大きく影響を及ぼしている。 21世紀ニューエイジフーパー達は、過去にあった遊具の子ども用フラフープではなく、ポリエチレンチューブで さらに大きくて重たいフープを作った。このフープは通常ビニールテープ等で巻かれており、パフォーマーが 激しいパフォーマンスをしても耐えうるように作られている。そして大きいサイズのフープで楽に回すことが できるようにした。巻きつけるテープはカラフルなカラーリングで、蓄光やLEDライト付き、またはホログラム テープなどを使用してさらに個性的になっている。ここ数年、たくさんのフーパー達がガソリンを浸し、 炎を灯した繊維でできた芯をフープの外側にとりつけたファイヤーフープを使い始めている。フープダンスと 共にファイヤーフープのパフォーマンスが多く収録されている。 1960年代世界中のサーカスにフラフープが現れ始めた。ロシアや中国のパフォーマーはフラフープで極限の 演技を見せるようになる。 4.ワールドレコード フラフープの世界記録、当時8歳のメリー・ジェーン・フリーズが1976年8月19日、10時間47分で勝利した。 1987年4月2日から6日まで、90時間を回し続けたアメリカのロサン・ローズ。 最も同時にたくさんフープを回した記録として2005年6月4日オーストラリアのカレーナ・オーツが100本の フープを同時に回した。 最大のフープを回したのは、2005年9月アメリカ・アシュリタ・フォアマンがフープ(直径4.87メートル)。 2000年10月28日には台湾のチャン・チェンスタジアムで2290人が最低2分間フラフープを同時に回した。 フラフープを回しながら走る競技記録。 100M 13.84秒 ローマン・シェドゥラー オーストリア 1mile 7分 47秒 ポール・ブレアー アメリカ 10km 男子 1時間 6分 35秒 ポール・ブレアー アメリカ 10km 女子 1時間 43分 ベティー・フープス 2000年ローマン・シェドゥラー(オーストラリア)53ポンドのトラクターのタイヤを71秒間回した。 (WIKIPEDIAより)
鈴輪(りんりん)とは、輪の内側に鈴がついているリング(鈴輪)を、手または鈴棒(りんぼう)で転がし、 得点または記録を競って楽しむニュースポーツである。未就学児でも楽しめるニュースポーツとして、2003年に 上田茂によって考案された。 基本的な動きは、輪の内側に鈴の付いたリング(鈴輪)を転がすこと。転がす時の決まり事をルールにすれば、 競技種目が出来る。このため、競技種目は、作ろうと思えば何十種類もできる。 *鈴輪を手で転がし、ボーリングのように鈴棒を倒し、得点を競うタイプ。(鈴棒アタック競技) 今鈴輪を転がしたのが何回目か、どの位置の鈴棒を倒したか、鈴棒を何本倒したか等、鈴棒を倒した状況に より得点が異なる。競技種目により、得点に関係する状況が異なる。 *鈴輪を鈴棒で転がし、障害物(鈴棒及びホワイトホール)を避けながら進み、出来るだけ速くゴールインして、 記録作りをするタイプ。(回転競技) *競技種目により、進むルートが異なる。鈴輪を、ホワイトホールに向けて手で転がし、得点を競うタイプ。 (ホワイトホール競技) 鈴輪を転がす回数が決まっていて、鈴輪がホワイトホールに触れただけでも得点になる。 鈴輪が、ホワイトホールの穴に入ったり、ホワイトホールの上に乗ったりすると、得点が高くなる。 上記のタイプの詳細を決定したものが、公式競技種目として存在する。どのタイプにも属さない公式競技種目も 存在する。 * 用具 (1)鈴輪(りんりん) 輪の内側に鈴がついているリング。直径の大きさで2種類(ノーマルとラージ)、幅の広さで2種類(スリムタイプと ワイドタイプ)、合計4種類のリングが有る。ラージ鈴輪の鈴を外し、ノーマル鈴輪をラージ鈴輪の穴の中に入れ、 スーパー鈴輪として使うことも有る。 (2)鈴棒(りんぼう) パイプの内側に鈴がついているスティック。長さが3種類(標準と倍と3倍)有る。倍鈴棒と3倍鈴棒は、鈴輪を 転がすスティックとして使う。一方、標準鈴棒は、鈴輪を転がして倒すスティックとして使う。 (3)ホワイトホール 中心を円形にくりぬいてある白いボード。単独では、鈴輪を転がして穴に入れる的として使う。鈴棒との組み 合わせでは、鈴棒の位置を決める障害物として使う。 (参考文献)『鈴輪ルールブック』 鈴輪用具セット付属冊子